幻のリンゴと呼ばれている「旭」りんご、篠根果樹園の直売所、およびネットショップで好評発売中です。強い酸味が和らいで、だんだんと甘味が出てきました。
旭
「旭」は寒い地方に適した品種で、北海道では古くから栽培されていました。特に北海道のオホーツク海側で栽培が盛んだったとのことで、上湧別に「旭」の一大産地があったそうです。しかし、リンゴを栽培する農家が激減したことと、「旭」の酸味が敬遠されて甘い品種に切り替わって行ったことにより、「旭」は幻のリンゴになってしまいました。現在では、一般の店頭に並ぶことは殆どありません。
果肉は柔らかめで、加熱すると簡単に崩れます。従ってジャムに向いています。「旭」で作ったジャムは酸味が聞いて大変美味です。また、「ふじ」や「つがる」などの甘いリンゴでジャムを作ると、甘いだけでボケた味になりますが、旭を少し加えるだけで酸味が聞いて美味しいジャムに変貌します。
マッキントッシュ
有名なアップル社のコンピューターの名前ですが、これは元々はリンゴの名前です。
アップル社のロゴにもなっているリンゴ、これが「旭」です。
このリンゴのルーツは非常に古く、19世紀の前半のカナダに遡るようです。
↓詳しい歴史は、こちらのサイトで詳細に記されています。
http://homepage3.nifty.com/malus~pumila/appls/asahi/asahi.htm
幻の希少品種「旭」販売中/英語名マッキントッシュ
- 2011年10月21日
- 収穫食べごろ新品種情報
- りんご, マッキントッシュ, 旭
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