福島第一原発の高濃度放射性物質を含んだ水に関して、
ニュース等で騒がれていますが、整理してみます。
・2号機のタービン建屋に高濃度放射性物質が漏れ出している
・水表面の放射線量は毎時1000ミリシーベルト以上。測定者が危険回避のため退避したので正確な数値は分かっていない。
・運転中の原子炉の水の1000万倍の濃度のヨウ素134(分析の間違いの可能性あり)
・検出されたのはヨウ素134、他
・高濃度のセシウムなど、通常の原子炉の水からは検出されないはずの放射性物質が検出されている⇒燃料棒が損傷したか、水が原子炉から漏れ出した可能性あり
素人の理解ですが、
核燃料やを冷やしている水は、原子炉内とタービン建屋の間の配管を通って循環しています。正常であれば、この水は配管外に出てくることは無いのです。
☆漏れてきた水の放射性物質の濃度から考えても、原子炉冷却用の配管が破れて漏れたとしか考えられない。
☆配管が破れているとしたら、原子炉内に冷却用の水を注入しても、どんどん漏れ続ける。
☆配管の破れを修理したいが、放射線が強すぎて作業員が容易に近づけない。
☆もたもたしている間に、原子炉内の燃料は加熱し続け、危険な状態になっていく。
手詰まり状態に見えますが、どういう方法で解決するのでしょうね?
私がもし担当者だったら….恐ろしくて考えたくないですね。
対応されている関係者の方々、頑張ってください。
建屋内に原子炉内の高濃度放射性水が漏出?!/福島原発
- 2011年3月27日
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- 放射性物質, 漏出, 福島原発
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