リンゴの木に元気を与えるために、堆肥を散布しています。フォークで手散布というのは、かなりの重労働です。つなぎ服を着て、ここ数日の陽気の下での作業は、蒸し風呂のような暑さ。容赦なく体力を奪われます。
これが撒き終わった状態。次はトラクターで鋤き込みます。
今回のは、やや熟度の低い堆肥、大した量ではないので土の中で分解されるでしょうが、とにかく扱いにくい。次からは作業性も考えて肥料を選択しないと体力的に厳しい。
父親の話では、昔農家が普通に馬を飼っていた頃、馬糞堆肥を肥料に使って大変立派なリンゴが採れたとのこと。今回与えた堆肥も昔と同様な効果を発揮してくれるでしょう。
化学肥料に頼ると土壌が固くなり、地力が無くなって来るとのこと。果樹園内に勝手に生えてくる雑草も冬には枯れて有機肥料として働くが、たまには外部からも有機物を補う必要があるそうです。
それにしても、堆肥というのは奥が深いようですね。ネットで検索しただけでも相当な情報が出てきます。農業経験の浅い私には、知らないことだらけです。地道に少しずつ勉強していくしかないですね。