正月明けから剪定作業を始めました。
剪定は枝切りのことで、リンゴ栽培にとっては非常に重要な作業です。この作業の良し悪しによってリンゴの収穫量、今後の樹の成長具合が決まります。、私ども篠根果樹園の場合、木が大型である上に600本を超える本数なので、1月から始まって5月末までかかります。
今年は雪が多く、リンゴ畑の中を歩くのも一苦労です。腰の高さほどの雪に埋まりながら、脚立を持ってリンゴの木の周りを歩きます。歩くだけでも息が切れます。
でも、脚立に登って見る眺めは最高です。
真っ白な雪原の中に立つリンゴの木々、御覧くださいませ。
(寒くなければ本当に最高なんですが….)
コチラはフラン病、りんごの木にとってガンのようなものです。樹皮が腐ったように侵されます。治療法は早期に発見して患部を削り取るしかありません。発見が遅れると、木が枯れてしまいます。
この写真のように酷くなると、このフラン病から先の枝はせいぜい2-3年の寿命ですので、少し元の方から若い枝を伸ばして再生を図ります。