幻のリンゴ「旭」/英語名マッキントッシュ

皆さん、「旭」と言う品種を御存知ですか?
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「旭」というのは、1811年にカナダで発見された非常に古い品種です。発見者がMcIntosh氏なので、マッキントッシュと命名されたそうです。
有名なアップル社のコンピューターの名前ですが、これは元々はリンゴの名前です。
アップル社のロゴにもなっているリンゴ、日本名は「旭」と言います。
このリンゴのルーツは非常に古く、19世紀の前半のカナダに遡るようです。
旭が日本に導入されたのは明治時代、その後北海道では3~40年くらい前までは非常に身近なリンゴでした。庭先に植えている家も多かったようです。現在市販されているリンゴとは全く異なり、酸味が強く、また古い品種独特の良い香りがあります。しかし、品種改良で甘いリンゴが出来ると、酸味が強い旭は敬遠されて人気が無くなり、栽培する農家も減りました。そして遂には入手困難な希少リンゴとなってしまったのです。
それでも北海道には熱烈な旭ファンが多く、年配の方の中には、旭の味を懐かんで涙を流しながら食べる方もいるほどです。
旭は寒冷地に適した品種で、北海道、中でも特に寒冷なオホーツクの旭は最高品質です。北見市の更に北方、上湧別という町には旭の有名な大産地があったそうです。今は上湧別ではリンゴの生産を行っていませんが、我々北見市の篠根果樹園では歴史ある旭を絶やさないように大切に守リ続けております。
篠根果樹園では、10月初旬より「旭」を販売しております。10月初めの出始めの時期は酸味が非常に強かったのですが、10月中旬以降だんだんと甘みが出てきました。
インターネットでも販売しておりますので、ご興味のある方は是非お試しください。

↓今年は北海道新聞にも取り上げて頂きました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/413590.html